ユナイテッドアローズの運営する「時しらず」
「時しらず」は株式会社ユナイテッドアローズが運営しているファッションショップです。
1号店は2002年2月に渋谷の代官山に10坪程の広さで実験店(ラボ)としてオープンしました。
時しらずは、既存のショップと違いユナイテッドアローズの社内ベンチャー制度の中から生まれた、第一号店で、ディレクター(市之瀬智博さん)が出店企画から、商品調達、店舗経営、プレスまで全てを行う、自主運営のような形態をとっています。
さてショップ名の「時しらず」ですが、私が知っていたのは、鮭の時しらずのほうでした。
「時不知」「時鮭」とも書きます。
皆さんもご存知と思いますが、普通の鮭は秋になると産卵のために川をのぼりそこで、捕獲されます。
ところが、産卵の時期ではない春に川に戻ってくる鮭がいるのです。
数が少ないので貴重で値段も普通の鮭の2〜3倍はします。
産卵の準備のために体の栄養がとられないので、味はいいです。
時しらずは私も食べたことがあり、その時は少し凍らせてルイベにして食べました。味はですね、もう10年近く前の事ですので、忘れてしまいました。
時しらずのサイトにネーミングの由来が書いてありました。
「通常、鮭は川から海へ何万匹という群れで行動しますが、ごくまれに単独する鮭を時しらずといい、4年後、産卵のためにまた生まれ故郷の川に戻ってきます。群れから離れ自由気ままに行動する鮭がこのショップのスタンスであり、生まれ故郷の川がUAということになります。」(引用させていただきました。)
やはり、私の思っていたとおり、鮭の時しらずからのネーミングでした。
その「時しらず」を、ストリート系とハイ・ファッション系の二極化した現在のあり方や、10代〜20代の若い世代のファッションと30代〜40代の中高年の世代のファッションのあり方に疑問を投げかけ、世代の時を越えたファッションを提案するという意味の「時しらず」としています。
この「時しらず」のコンセプトはハイ・ストリートという呼び名で表現されています。デニム、ブルゾンなどが人気アイテムです。
時しらずのショップは、代官山、原宿、名古屋、大阪の4店舗と24時間営業のネットショップZOZOTOWNです。
最も新しいのが、大阪時しらずで、2007年9月20日のオープンです。
店内には、盆栽を置き、フィッティングルームにゴザをしくなどして「和」のテイストを取り入れた作りになっています。
取り扱っているブランドは、nexus7 ネクサス7、nonnative ノンネイティブ、マークジェイコブス、ルシアンペラフィネ、コンバースなどです。
名古屋パルコに3店舗目がオープンしたのが、2007年4月20日で、オンラインショップZOZOTOWNでのアクセス数、売り上げともに大阪地区を上回るシェアがあったそうで、大阪より早いオープンとなったようです。
どちらも20代〜30代前半の男性をターゲットにしており、着実にファンを獲得しています。
またこれらの2店舗は単独店舗ではなくテナントですので、これからの時しらずの全国展開も百貨店への出店の可能性が予想されます。